ダルシムのいる国

エベレストトレッキングからカトマンズに帰って来た。実に26日ぶり。トレッキングに26日も費やしてしまった。サレリからジープで一日がかりでタメルに帰ってくると、その足で日本食レストランの"絆"に直行した。

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エベレストトレッキング12(完)〜山がくれたもの〜

3月17日。やはり標高5000mを超えるゴラクシェップの夜は寒過ぎた。どれほど疲れていても寒さで何度も起きてしまう。十分な睡眠を取れない苦行のような毎日は、いつの間にか俺から全ての余裕を取り去っていた。

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エベレストトレッキング11〜辿り着いた先に〜

3月15日。朝起きると一面に雪が降り積もり白銀の世界になっていた。空は真っ青で雲一つ無く澄み渡っており遥か遠くまで見渡せる。夜中に寒さで何度か起こされたものの、久しぶりにまともに睡眠も取れとても清々しい朝だった。

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エベレストトレッキング10〜欲しかったもの〜

3月14日。いつの間にか空は白み始めていた。太陽からの光が頼りない窓から独房のような部屋にも差し込み始める。控えめでいて温かい光。永遠に続く気がしていた長い夜が終わり、狂ったような寒さから解放された瞬間だった。

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エベレストトレッキング9〜忍び寄る悪魔〜

マイケル達がいなくなったロッジは閑散としていた。スタッフは2人いたが、ボスが現在ロッジに不在らしく2人とも仕事など微塵もやる気は無い。ひたすらゲームに興じていた。

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エベレストトレッキング8〜見込み違い〜

3月13日、深夜に寒さで何度も目が覚めた。一体今は何度なのだろうか。寒い。ここは標高4410m。俺が持っていた寝袋は限界適応温度は4度までという夏の登山用の寝袋だった。旅用に日本から持って来ていた寝袋で、冬用の寝袋は持って来ていない。

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エベレストトレッキング6〜高山病と高度順応〜

ユネスとジュンベシで別れた後、体も慣れ足も出来上がって来た俺は予定通りの快調なペースで進んで行った。途中、ルートを間違えたせいで壊れた吊り橋を渡ったり、突然のスコールに遭ったり。毎日毎日、3000m級の山を何個も越えて行く道のりは決して楽なものでは無かったが、毎日疲れ切るまで歩いて、果てるように埃まみれの汚れたベットに倒れ込む生活は充実したものだった。

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エベレストトレッキング5〜仲間との別れ〜

3/6日、目が覚めると他の皆は既に出発していた。俺はいつも通りのんびり準備を整え8時頃出発する。歩き出して1時間程すると前方に何やら足を抑えて座り込んでいるユネスを見つけた。俺が近づくと顔を上げたユネス。けれどもその顔は苦痛に歪んでいた。

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プロフィール

俺旅

Author:俺旅

・2015年に仕事を辞め旅を始める
・旅歴2年
・現在海外を転々としながら生活中
・文章書くのが好きです

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