台湾人の彼女が日本の実家に来た話①

先日、旅先で出会った台湾人の彼女が日本に遊びに来た。その時の話。



昨年末ごろ、俺が台湾で彼女と同棲していた時に、1月後半の長期休暇(台湾の春節)に日本に行きたいと彼女は言っていた。もちろん断る理由も無いし、ちょうど俺も日本に帰っている時期だったので二つ返事でOKした。

宿泊場所はホテルで良いと言っていたけれど、せっかく来てくれるのだから実家に来てもらおうと両親に聞いてみた。

「1月後半に台湾から彼女が来るんだけど、実家に数日泊まってもいいか?」と。


台湾では彼女の実家にもお世話になったこともあるし、長らく彼女に散々世話になった。当然両親も暖かく迎えてくれると思い込んでいた。


けれど両親からかえってきた返事は「無理」というそっけ無いもの。特に理由もなく。



色々な国を旅していると望む望まないに関わらず多くの人にお世話になる。そして受けた親切を少しでも返していきたいと自然と思うようになる。当然、それが自分の彼女ならなおさら。


以前、彼女の故郷の花蓮に行った時も「実家に泊まって大丈夫よ」と言ってくれた。彼女の両親は、はるばる日本から来ている娘の彼氏をいつでも歓迎してくれると言ってくれた。彼女にとって彼女の家族にとってそれが当たり前なんだなと。


俺の両親にもそうであって欲しいという希望もある。両親はかなりまともな人間で俺とは正反対ではあるけれども、だが全くもってオープンマインドな考えの人ではない。どちらかといえば閉鎖的だ。


例えば我が家は昔から彼女を家に連れてくることすら難しい。高校時代に付き合っていた彼女も、大学時代に付き合っていた彼女も、連れてくると後で怒られた。友達も勝手に遊びに来ると怒られたものだ。

他人を自分の家にあげたくないのもあるのかもしれない。とにかく他人を寄せ付けないタイプ。俺の友達とか彼女ですら昔から家に泊めることは不可能だった。

そんな両親に対して昔からもっとオープンな考え方でいて欲しいなと思ってきた。なんかこう「誰でもウェルカム」みたいな母ちゃんとかいいなって。


もしも俺だったら、こんな息子と付き合ってくれてるだけでも大歓迎するし、当然外国人の彼女だろうが友達だろうが、自分の子供が信頼して連れてくるような人間なら誰でもウェルカムなんだけどな。


「よく来てくれたね。いらっしゃい」とか「好きなだけいていいんだぞ」みたいな。むしろ息子に会いにはるばる海外から彼女が来てくれたら、こんな嬉しいことはないんじゃないか。


俺の姉も元バックパッカー。なのに相変わらず両親は閉鎖的。だから両親にももっとオープンでいて欲しいなという希望がある。


こう考えるのも俺のエゴだし、色々考えがあるんだろうけど、そんな訳のわからない外国人を泊めるわけにはいかないって思ってるんだろうなぁと思うと失望と共に悲しくなる。そう言っている訳ではないけれど、息子だから分かることもある。



「無理」とそっけなく返事が来た時はやるせない気持ちになったが、とりあえずその場では素直に諦めた。彼女には「両親が無理だって言ってる」なんてとても言えないので、「たぶん大丈夫」と俺は答えることにしたけど。


そんなこんなで、日本に帰国してから両親を説得してみることにした。



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プロフィール

俺旅

Author:俺旅

・2015年に仕事を辞め旅を始める
・旅歴2年
・現在海外を転々としながら生活中
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